「祐巳ちゃんの妹は藍子ちゃん!?」
ごきげんよう、皆さま
久々に今朝の新聞記事を書きますが、「コンビニ」で廃棄される一日分の食品の量が多いこと多いこと・・・・・・
「食べ物を粗末」にする事だけは本当に我慢できないです。
(餓えで苦しんでいる国はたくさん有るというのに、日本は贅沢に振舞い過ぎますね。いつの日か、食糧危機に陥る気がします。)
「もったいない」という言葉を進境させるためにも、仕入れの量を減らすとかすれば良いのでしょうか!?
では、「マリア様がみてるです。
- 中間報告
1(P.155〜161)
祐巳ちゃんが主役です。
「で? どうなったの?」
主語は省略されていたが、それが示しているものは聞き返さずとも明らかだった。お姉さまは、茶話会の報告を求めているのだ。
これまた、久々の祥子さま登場ですね!!
(最近、この方が出ていないと落ち着きが無くなって来ましたよ。私自身も・・・)
「その場で姉妹となったのは二組。後は、本人次第とでもいいますか。もう少しお互いのことを知ってから結論をだす、といった方たちも少なくありませんでした。この会がきっかけで、姉妹になる可能性は大いにあります」
と茶話会の報告していますが、肝心の祐巳ちゃん達は・・・
(あ〜、祥子さまの顔がどんな顔をしていらっしゃるのか目に浮かんできますね)
「私が一番聞きたいのは、私の妹のことであり、令の妹のことよ。その場で姉妹になった二組という中に、あなた方は入っているの? いないの?」
結構な迫力である。祐巳と由乃さんは、思わず顔を見合わせた。
「・・・・・・入っていません」
「まさか、どっちもってことはないわよね」
目がキラリと光る。恐い。だが、嘘をつくわけにもいかないので、正直に白状する。
「そのまさか、です」
「まあ・・・・・・っ」
祥子さまでなくとも呆れていますよ!! 読者のほとんどの方が・・・ っていいますか、祐巳ちゃんはこれから先、一人で生きていって欲しいと願ってきましたから。
「それじゃ、茶話会をやる前と今と、何も変わらないっていうの?」
「あ、それなら」
祐巳は、ポンと手を叩いた。
「私たちの妹になりたいと言ってくれた一年生に、放課後手伝いに来るよう声をかけてあります。一度にでは多いので、曜日を決めて、という形で今日から」
祐巳三人、由乃さん二人。ちょうど五人だから、月曜日から金曜日まで各一人ずつ。月曜日の今日は確か、祐巳にベッタリだった藍子ちゃんが来ると言っていた。
藍子ちゃんという新キャラが登場しました。いったいどんな少女なのかワクワクしてきまいたよ!!
「なるほど。で、その子は今どこに?」
キョロキョロ(ちゃん)と、わざとらしく辺りを見回す祥子さま。そんなことしなくても、この部屋にいつものメンバー以外誰もいないことはわかっているはずなのに。
誰の目にもご機嫌斜めと映っているようで、志摩子さんや乃梨子ちゃんですらフォローをためらっている。触らぬ神に祟りなし。一々反応すれば、ますますこじれることを経験上理解しているのだ。
「おかしいですね。道にでも迷っているのかしら」
祐巳は愛想笑いで答えた。すると、祥子さまの眉の角度が更に上がった。
「それが事実なら、その子をあなたの妹にするのは反対よ。半年以上は通っている校内で迷うなんて、どうかしているわ。そもそも、一昨日来たばかりの薔薇の館に一人で来られないなんて、問題・・・・・・いえ、問題外だわ」
しまった、と思ったが後の祭り。
と、この藍子ちゃんって子も何だかおっちょこちょいぽくってドジッ娘な女の子で、ある意味祐巳ちゃんと「似た者同士」な匂いがしてきましたので、この子を「妹」にしてもいいかもしれませんね!!
(かなり共感持てるかも・・・)
「お姉さま、冗談ですって」
「冗談って笑えるものではなくって? 少なくとも、さっきのあなたの例えは笑えるものではなかったけれど」
「すみません」
だって、何で来ないかわからなかったから。
藍子ちゃんは、一応祐巳の妹候補の一人として薔薇の館に出入りするわけだから、祐巳が面倒をみ、指導もしなければならないというのに。「来ない理由がわかりません」とは祥子さまにとても言えなくて、つい冗談に逃げてしまったのだった。
今日来る人を決める時、真っ先に手を上げたのは藍子ちゃんだったから。一番乗りがうれしいと張りきっていたので、よもや、忘れているとは思えないのだが。
おそらく遅刻でしょうが、「『時間厳守』はきっちり守りましょうね!!」と祐巳ちゃん、これから彼女の指導をするからにはしっかりと教えてあげましょうね。
と藍子ちゃんというキャラがどんな子なのか、これから読んでいくのが楽しみになってきました。
(こういう面白い子って、基本的に応援してあげたくなりますので・・・)
てな所で、ごきげんよう。