『茶話会』という名の「オーディション開催」

ごきげんよう、皆さま
 今日入ったネットニュースでは、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスで、永遠に輝けるヒロインを募集しているそうです。 (詳しくはhttp://miss-phoenix.yahoo.co.jp/です)
 まさに「オーディション」繋がりですが、この幅広い年齢層を持つマリア様がみてるマリア様がみてる 1 (コバルト文庫)の少女の方も読まれていることですので、未来に向かってチャレンジしてみるのもいかがでしょうか!?

 では、本題の妹オーディションです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • ようこそ茶話会へ

       3(P.121〜128)
 誰が主役でしょうか・・・ この堅苦しい挨拶をする子って一体!?

 本日は、お越しいただきましてありがとうございます。
この会は、リリアンかわら版』および招待状にも記しました通り、姉妹を欲しいと思いつつもなかなかご縁がないとおっしゃる方々に出会いの場を提供しようという趣旨で開かれたものです。一時間半という短い時間ではありますが、普段はなかなか交流する機会がない方々とぜひとも親睦を深めていきたいと願っています。
 ―なんて挨拶しながら、由乃「この中の何人の招待客が、こんな堅苦しい挨拶を真剣に聞いているものか」と思っていた。そんなことより、品定めに忙しいんじゃないの? ―と。

 正体は島津由乃さんでした。 ページをめくるまで誰だかわかりませんでしたね。こうやって予想を立てながら読んでいくのもマリみての楽しみ方と思います。 
 

 十三対十六。
 数の上では一年生が勝っているわけだから、素直に考えれば二年生に有利な市場ということになる。だが、そこは単純にはいかないわけで、一年生の中の何人かは、明らかにただ一人の二年生を目当てに来ている。そのためたとえ十三対十六であろうと、そこそこ釣り合うのではないか、と思われた。
 ほら、そこの一年生。あからさまに、祐巳さんばかりを見ているんじゃない。仮にも、挨拶している人がいるんだから、祐巳さんを五秒見たら二秒見る、くらいの気配りをするものだ。
 「―以上。この茶話会が、よき前例となりますように」
 客人たちがソワソワしだしたので、由乃は適当なところで切り上げた。長いスピーチは嫌われるものだ。

 やはり、紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)こと祐巳ちゃんの人気は別格ですが、私はやはり黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)の由乃さんが楽しくていつも笑わせてもらっています。
 後、長いスピーチといえば朝の全校生徒の集会での校長先生のお話ですが、長すぎると貧血で倒れる生徒もいらっしゃいますので、先生の方々がここに訪れることがあれば生徒のためにも手短にお願いしますね!!

 「あの、お手伝いを」
 さっき祐巳さんをじっと見ていた一年生が、立ち上がり近寄ってきたのを手で制する。
 「お気持ちだけ、ありがたく受け取らせて頂きます」
 「座っていてください。皆さんも」

 一人が飛び出すものだから、「私も」「私も」とみんな腰を上げた。このただでさえ狭い会場にやっと席におさまった人間が、立ち上がって一ヵ所に集中したらどうなるか。ちょっと考えれば、わかりそうなものだが。
 実際、由乃が持ったお盆の上には、紅茶の入ったカップが五つのっているのだ。すわ、水牛の大移動が始まったのかと見まごう勢いに、思わず手が滑りそうになった。

 これって「盆の上の水」とかいうことわざがありましたアレですね!?
 (一人が動けば大勢がガ〜っと動き出すという意味だったような気がしますが・・・)

 またしても余談ですが、学校の席替えで机を動かしている時にある男子がゲルマン民族の大移動」(より詳しい説明はhttp://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/history/germ/へ)とギャグを吐いてクラス中が笑いのツボに渦巻きましたね。 もう遠い思い出ですが・・・

 とこうなるとあまりにも原作から懸け離れていて、どういう読み方をしているのか私にも不明ですが、未知なる未来へ向けて書いていこうと思いますので、どうか独り言日記をよろしくお願いします。 では、ごきげんよう