内藤笙子ちゃんと乃梨子ちゃんとキョロちゃん

ごきげんよう、皆さま
 今日の毎日新聞の一面にモリアオガエル産卵」という記事がありました。 写真をお見せ出来ないのは残念ですが、今海遊館にて世界のおもしろカエル大集合!「カエルだぴょーん展」というイベントが開催中です。 (4/29〜6/19まで。 詳しくはhttp://www.kaiyukan.com/news/midokoro.htm#kaeruで)
 なお、カエルは「爬虫類」でなく「両生類」でしたっけ!?

 では、マリア様がみてるです。 マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • ようこそ茶話会へ

       2(P.113〜121) 

 「ありがとう、素敵な会になるといいですね」
 以前は面倒くさいと思っていた乃梨子だったが、最近ではこういうやりとりをむしろ楽しんでいる。声をかけてもらうのは自分が白薔薇(ロサ・ギガンティア)の妹だからに外ならず、志摩子さんがいるからこそ、そこにつながりが生まれるのだと思い至ったから。つまり、志摩子さんが運んできたふれ合いなのだ。大事に思わないことはない。

 乃梨子ちゃんは藤堂志摩子さんという姉を持ったおかげで、リリアン女学園の学生生活を楽しめるきっかけを持つことが出来ましたからね。
 チェリーブロッサムマリア様がみてる 9 チェリーブロッサム (コバルト文庫)の頃の乃梨子ちゃんは読んでいて「これから始まっていく学生生活、ちゃんと楽しめるのかなぁ〜」と不安だったので本当に良かったです。 「マリア祭宗教裁判」でいろいろハプニングが起きましたが・・・ 
 (余談ですが、瞳子ちゃんの勝手に人の鞄を開ける行為は以前行列のできる法律相談所では「罪にならない」とあった記憶がありますが、でもこればっかりは、たとえ小説内であっても許し難い行いですね・・・)

 受付ラストは、ふわふわしたセミロングの少女だった。
 「一年菊組、内藤笙子です」
 この子が例の―。そう思うより先に、「あ、可愛い」と思ってしまった。
 由乃さまが、いろいろ言っていたから、どんな強烈な人が登場するかと思いきや。普通に可愛らしく、それなりにお上品で、表情も柔らかい、どちらかというと親しみやすい感じのタイプだった。
 笙子ちゃんは薔薇の館が珍しいのか、キョロキョロと辺りを見回していた。キョロキョロしているうちに、最後になってしまったのかもしれない。

 内藤笙子ちゃん登場です!! この女の子は今野緒雪先生のあとがき曰く、バラエティギフトマリア様がみてる 16 バラエティギフト (コバルト文庫)の「ショコラとポートレート」に出ていた女の子で、イラスト共々本当に可愛らしい女の子ですね!!
 またしても「マリみて」から離れますが、「キョロ」といえばお馴染みの森永で有名なマスコットキャラクターのキョロちゃん(ファンクラブはチョコボール|森永製菓です。 ちっちゃい頃、おもちゃの缶詰を持っていましたが・・・)や、タカラの「キョロQ」じゃなくて「チョロQ」(とりあえずHPはhttp://www.choroq.ne.jp/)が有名ですね。

 「新聞部・・・・・・。その他には―」
 「他? 紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)とか黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)でしたら、本日はいらっしゃいませんけれど」

 乃梨子は、先回りして答えた。それ以外に、「他」を思いつかなかったから。けれど、内藤笙子さんが指していた「他」は、もしかしたら薔薇さま方ではなかったのかもしれない。

 笙子ちゃんの「他」はやはり、写真部の武嶋蔦子さんのことでしょう。 このおふたりの「姉妹(スール)」化も早く結ばれることを心から願ってきましたね!!
 笙子ちゃんって確か「写真写り」が悪くて悩んでいる女の子でしたが、本人が思っている程、そんなに気にしなくても良いと思いますよ。 乃梨子ちゃんにもちゃんと「可愛い」と感じてもらえているわけですし、読者の皆さまや私も彼女が可愛いと思っているからこそ、ファンからの「根強い人気」を持っている訳です。

 人間は自分に対しても「自信を持つ」ことが大切だと思いますよ。
 (という私は今かなり疲れていますが・・・)

 という訳で2(P.113〜121)は以上です。 ではごきげんよう