暴れん坊将軍&迷(名)探偵こと島津由乃さん
ごきげんよう、皆さま
私の地方では雨は止みましたが「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/?1115373500」によると、九州南部や沖縄地方では激しい雷雨の恐れがあるとのことです。
九州地方の方、またその方面に旅行・出張される方に十分、警戒して頂く様お願い申し上げます。
では、「マリア様がみてる」です。
- マリア様の星
2(P.62〜75)
「アピールコメントを、ストレートに書いてあるわよ」
なになに、と興味を示す聴衆を前に、街頭演説のように立ち上がって抑揚のある声で読み上げる。
の街頭演説ですが、学生時代のテスト期間中の選挙カーのスピーチは本当にうるさかったですね。 だから、今度立候補される政治家の方に述べたいのですが、学校の周りではあまり音をうるさくしないで頂きたいものですね。 生徒の皆さんが授業中、本当に集中できないですよ・・・
「『高等部に入ったら、薔薇の館の住民になりたいと思っていました。祐巳さまでも由乃さまでも、どちらでもいいので妹にしてくださいませんか?』―以上」
どちらでもいい、って。
「それが正直な気持ちでも、普通は相手に与える印象なんかを考えて、もう少し真綿でくるんだ表現するよね」
「余程自分に自信があるのか。世間知らずのお子さまなのか。それとも、つぼみ(ブゥトン)二人にけんかを売っているのか―」
由乃さんは腕まくりする。
と由乃さんパワーは健在で喜ばしい事ですが、何度も日記に書いていて重複しますが、「薔薇の館」を「開け!ゴマ」みたく、妹になれなくとも、お茶を飲んだりおしゃべりしたりと去年の「ウァレンティーヌスの贈り物」のバレンタインイベントのあの雰囲気にすべきですね。
(でなければ、「薔薇の館」の住民になれるのはたったの二名しか枠が無い事ですからね)
「一年菊組、内藤笙子・・・・・・知っている?」
「それ、もしかして内藤克己さまの妹じゃないの?」
由乃さんが言った。
「鳥居江利子さまと三年間同じクラスだったために、常にクラス二番の成績に甘んじていたあの内藤克美さま。確か、妹がいたはずよ。そうか、実の妹を使って黄薔薇ファミリーに報復しようって腹ね」
「その推理、無理がない?」
暴走しかける由乃さんに、さりげなくブレーキをかける志摩子さん。
「克美さまの妹さんが由乃さんの妹になることが、どうして報復になるの?」 「そりゃ、妹になった途端、暴れ放題。お姉さまである私を、困らせるつもりなのよ」
暴れ放題。姉を困らせる。何だか、まるで誰かさんのことを言っているみたいだと思ったけれど、それこそ暴れられそうなので黙っていた。
と、ここも由乃さんパワーの「本領発揮」です。 さぞかし、由乃さんは「暴れん坊将軍」(HPは「http://www.tv-asahi.co.jp/abare/」です)も観ていらっしゃることでしょう!!
「仮にそういう計画をたてていたとして、だったら『由乃さまの妹になりたい』と書くのではなくって? 祐巳さんでもどちらでもいい、なんておかしいわ」
「そっか。じゃ、真の目的は何だろう」
志摩子さんの言葉に一応納得したものの、迷探偵由乃の、まだ見ぬ「内藤笙子」という一年生に対して向けられた疑いの目は、簡単に解除されることがないようだ。
といつもながら由乃さんの迷(名)探偵振りには感動させて頂きます。由乃さんは頭も推理力も抜群ですから、私の中では「楽しいギャグキャラNo.1」とさせてもらっています。
(ちなみにNo.2は佐藤聖さまでしょうか!? 瞳子ちゃんも捨てがたいですが・・・)
一方、祐巳はというと。
(内藤克美さまと、妹の笙子さん・・・・・・か)
その二つの名前を聞いて、一瞬何かを思い出しそうになったのだが、茶話会のこととか瞳子ちゃんのこととか可南子ちゃんのこととかお姉さまのこととか、頭の中には考えなくちゃいけないことがパンパンに詰め込まれていたので、新たに芽生えた思考のための余分なスペースなど確保できず、結果、すぐに忘れてしまった。
とこれは細川可南子ちゃんとの「ツーショット写真」の約束ですよ!! 福沢祐巳ちゃん。
「約束はきっちりと守りましょうね。」 歌に「♪指きりげんまん、うそついたらはりせんぼん飲〜ます 指きった」ってありますが、祐巳ちゃんにもハリセンボン飲むことになりますね・・・
と、今日の日記はいろんな物をアレンジしてみましたが、2(P.62〜75)は以上です。
では、ごきげんよう!!