子どもの繊細な心
ごきげんよう、皆さま
今日は新聞の休刊日ですが、「JR福知山脱線事故」「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/mental_care/?1115286405」のニュ−スによると「親やきょうだいを亡くした小中学生が少なくとも24人に上ることが、4日わかった。」と出ていますが、心の痛みはなかなか消すことが出来ないものですよ・・・
(人間の心は他人によっては計り知れないほど複雑に出来ているものです。私の心もそうかも知れませんね)
でも、これを読む人たちは親切な方ばかりだと思いますので、一言でも温かい言葉を掛けて上げて欲しいとお願い申し上げます。
「励ましのメッセージ」
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では、「マリア様がみてる」のお話です。
- マリア様の星
2(P.62〜75)
「それで、瞳子ちゃんは?」
祐巳が尋ねると、乃梨子ちゃんは「何も」と首を横に振った。
「気づかない振りをしているのか、無視をしているのか。けれど、察しているはずです」
「そうだよね。あの子、すごく繊細だもん」
言った途端に、なぜだか部屋中がしんと静まりかえった。
あれ。瞳子ちゃんが繊細、は、同意が得られなかったのだろうか。それとも、祐巳がそのような発言をするのが、キャラじゃなくて似合わない、とか思っているのか。
口先だけでは何とでも言えますが、実際にその人の心に入っていくのは難しいです。
(でも、祐巳ちゃんは優しい子であるのは私も強く感じているので、「妹」にする・しないに関わらず、一人でも瞳子ちゃんの相談相手になってあげて欲しいです。)
「細川可南子さんも未だ応募してこないわね」
すると、新聞部の期待のルーキーが会議で発言するように、「はい」と右手を上げた。
「可南子さんは、祐巳さまの妹にはならない宣言をしていましたが」
「それは聞いたわ。でも、女心と秋の空、っていうじゃない。学園祭の手伝いで薔薇の館に出入りしているうち、気が変わったかもしれないでしょ」
その会話を聞きながら、祐巳は「そうかな」と思った。この間瞳子ちゃんも言っていたけれど、可南子ちゃんは以前とは確かに変わった。険がとれて丸くなった。一言でいえば、つき合いやすくなったということなのだろうけれど、それなのに接近するどころかどんどん離れていくように感じられる。ゴツゴツして触れると痛いような可南子ちゃんは、手を伸ばせばすぐ届く距離にいたはずなのに。
と、可南子ちゃんはすっかりと成長していますね。 以前の日記の
通り、素敵な女の子になっているみたいですね。
(私も、少しずつ成長していかないといけないのですが・・・)
思った以上に子どもの心は繊細なものです。親が思っている以上に・・・
といつもながら長ったらしい文章ですが、一人でも多くの人々に子どもの繊細な心がわかって下さる事を祈っています。
では、ごきげんよう。