「『由乃さん妹当て』ゲーム (後編)」
ごきげんよう、皆さま
朝のネットニュースです。「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/budget/?1118711599」
大規模コンピューターシステムの運用経費が年間に最大で計950億円の「無駄遣い」って事でしょうか!? (削減可能って事ですので…)
ケタがすごい訳ですので、何とか切り詰めていって頂きたいです。(難しいことはわからないので…)
では、「マリア様がみてる」です。
- バトル本番
1(P.164〜178)
「私がラストね。あそこにいる二人のうちのどっちかにしようかな」
すると、その指先を見て蓉子さまが言った。
「ああ、一人は夕子ちゃんの娘だわ」
で、もう一人は何と瞳子ちゃんだった。二人は隣同士で座っている。ということは、一緒に来たということなのだろう。
いつの間に、こんなに仲良くなったのか。以前は天敵だったはずなのに。
瞳子ちゃんと可南子ちゃんがいつ辺りから仲良くなったかは、やはり
の通り、「レディ、GO!」のフォークダンスを隣同士で踊っていた頃ですよ!!
(ほんとに嫌な相手なら側にも寄りたくないですからね… それと、最後の場面で
でも、可南子ちゃんはさらり*1と言った。
「罰ゲームはきついというのが相場ですから」
私が思う可南子ちゃん像は「正直にハキハキと言う女の子」としてみていますので、罰ゲームと言えど「嫌なら嫌」と言うと思います。だから、この辺りで二人とも親友になっているのでしょうね。
では、話を「妹オーディション」に戻しまして、
すると、聖さまが言った。
「それじゃ、制服とか学年とか関係なく一人選んでいいよ」
おいおい。段々、趣旨が変わってきているよ。―祐巳は心の中で突っ込みを入れた。由乃さんの妹当てだったら、リリアン女学園高等部一年生という最低条件だけはクリアしないといけないんじゃないのか。(どうでも良いのですが、祐巳ちゃんのモノローグってけっこう毒舌ですね…)
「じゃ、私、あの子にする」
江利子さまは、機嫌を直して一人の少女を指さした。試合場を挟んだ向こう側だから、遠いが正面から見える。ワンレングスの、セミロングの少女だ。
おそらく、後々由乃さんとの運命的な出会いをする田中四姉妹の末っ子の女の子の「田中有馬菜々」ちゃんでしょう!!
「ヘアバンドでおでこ上げたら、顔も似ている気がするな」
「ふうん。それじゃ、ぜひとも由乃ちゃんに推薦したいところね」
満更でもない、と江利子さまは笑う。どこか自分に似た少女を由乃さんに「妹」と紹介されることを想像するのは、さぞかし愉快なことだろう。
「惜しむらくは、私服だってことよね」
「おまけに敵だし」
そう。江利子さまが「決めた」由乃さんの妹は、ベビーピンクのトレーナーを着ているばかりか、何とライバル校である大仲女子の制服の一団の中に埋もれていたのである。
まだイラストを拝見しておりませんが、とにかく江利子さま似な少女のようで、今からどんな女の子かワクワクしてきましたね!!
(後でこっそりと見て置くとしまして…)
たとえ「敵同士」といえども、仲良くなってしまえば「由乃さんの妹」としてはお似合いなそんな感じがしてきました。
ぜひとも、由乃さんとバッタリと素敵な触れ合いをしてもらいたいものですね。
と、前三薔薇さまたちによる「由乃さん妹当て」ゲームはこの辺にしまししょう。
では、ごきげんよう
*1:とどこおりないさま。すらすら。