「山百合会と部活動の両立の実現化」

 ごきげんよう、皆さま
 今日の天気は「五月晴」の如く快晴です。 正に「ゴールデンウィーク」日和には打って付けな天気です。
 ですが、私には「JR福知山線脱線事故のニュースの影響で、とても苦しく感じています。
 今日の新聞の記事で交響楽団の女性団員の方もこの事故に巻き込まれ、亡くなったそうですが、この楽団の指揮者の方が「最初は控えめだったけど、ようやく自分からリズムを作れるようになってきたのに」と突然の訃報を嘆いておられ、また、「吹奏楽部」も経験していらしゃった方でもあるとの事ですが、私も音楽経験者の一人として、この方が亡くなった事は大変に残念に思います。
 ご冥福とお祈りを心から申し上げます。 「http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/jr_fukuchiyama_accident/?1115031504

では、マリア様がみてるです。マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)

  • マリア様の星

        2(P.62〜75)

 「応募者に関しては今ひとつ盛り上がりに欠けているかもしれないけれど、それなりに反響はあるのよ、茶話会。薔薇の館の外では、面白い現象も起きているし」
 真美さんが言った。
 「面白い現象?」
 「この中途半端な時期に、姉妹の契りを結ぶ生徒が増えている」
 「そうなの?」

 そういう噂に疎い祐巳はもちろん初耳だったのだが、由乃さんや志摩子さんも知らなかったようだ。乃梨子ちゃんはリリアン一年生だから、例年のことなど知らなくて当然。たぶん蔦子さんあたりだと、写真の依頼などがあるだろうから詳しいはずだ。
 「まず一学期。五月半ばあたりかな、部活動に新入生が入ってきて一段落って頃、一山来るわよね。唾つけた、ってやつね」

と、普通に「姉妹の契り」は部活動で出来るのでしょうが(「先輩」「後輩」の関係ですね。またしても余談ですが「先はい」「後ぱい」と作文に書いた事てウケを狙った事がありますが・・・)、瞳子ちゃんも演劇部に所属しつつも、今までに部長さんは彼女を「妹にしたい」と感じた事って無いのでしょうか!? 
 (部長さんはおそらく三年生ですから、「学園祭」で引退しているのは間違いないでしょうが、進路次第では忙しかったりと大変な時期であるかもしれませんね!! 何だか部長さんの進路も気になってきましたよ)
 これまた、以前の日記にも書いた事ですが瞳子ちゃんの誤解を招く行動(=「薔薇の館」を土足で踏みにじるという行為の事です)が原因であるのは承知ですが、おそらく部長さんはそれで勘違いされたのでしょうね。 「瞳子ちゃんは山百合会に入りたい」と。
 でも、令さまと由乃さんは「剣道部」と「山百合会」をきっちりと両立していますし、これも言い出したらキリがありませんね。
 
 パラソルをさしてマリア様がみてる 11 パラソルをさして (コバルト文庫)祐巳ちゃんの「代表という立場とはいえ、一生徒なんだから。薔薇様たちにだって、部活動をやる権利はあるでしょ。・・・・・・えっと、それに何だ、そもそも高等部の生徒一人一人が、山百合会の会員なのであって。薔薇さまたちだけが支えないといけない会ではないのであって―」の言葉通りに、たとえ薔薇様たちの妹に選ばれなくても「薔薇の館」は皆が楽しめる場所にすべきでしょう!!

 (去年の12月のいばらの森マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)の段階で、「薔薇の館」をそういう風にしていれば、例え佐藤聖さまが久保栞さんを妹にしなくとも「転校」させる必要が無かったはずなのですが・・・)

 と過去の話は済んだ事は仕方が無いのですが、この聖さまと栞さんの切ないお話は未だに私も苦しくなってきます。
 
 どんどんと訳ワカメな日記になってきておりますが(本人が一番わかっていません)、今日はこの辺にて・・・ ごきげんよう